こんにちは。
屋久島に移住した20歳です。
今回は、宮之浦にあるカフェ“やまがら屋”さんをご紹介します。
場所はこちら↓
少し場所が分かりづらく、私も何回か通りすぎてしまいました。
県道77号線から県道594号線(白谷雲水峡宮之浦線)に入っていき、
少し進むと途中に分かれ道がでてきます
これを右折して、すぐ右に(森の茂み)曲がるとお店が見えてきます。
温かな灯の下には、暖簾がかかっています。
木造建築ってどこかあたたかみがあって好きです。
店内は窓辺からの日差しと天井にぶら下がる電球で、とても落ち着いた雰囲気でした。
どうやら外にも席があるようです。
チリンチリンと懐かしい夏の音が店内に響き渡っていました。
メニューはおまかせ定食とうどん(温・冷)、おやつもありました。
友人から定食が美味しいと聞いていたので、今回はおまかせ定食にしました。
定食の内容は黒板に書いてあるものが出てくるのだそう。
私が入ってから次々とお客さんが入店していました。
13時半頃に来たので、この時間帯はピークかもしれないですね…。
テーブル席とカウンター席があって、カウンター席に案内されました。
窓から見える青々とした緑と上のオレンジ色の照明が相まって、
とても穏やかな気持ちになります(癒し)
店内に屋久島関連の本があったので、読んだりしていたら
20分ほどで、定食が運ばれてきました!
色々な種類の小鉢があるのはとてもとても嬉しいです。気分があがります!
まずメインがポークジンジャー。
続いて右上の小鉢が万願寺唐辛子とかぼちゃの煮物、その下モロヘイヤのごま和え
次に左上の小鉢がへちまの梅みそ和え、その下おからのタブレ風
メインの下にある小鉢がきゅうりと大根の漬け物でした。
まず、びっくりしたのが、万願寺唐辛子とかぼちゃの煮物。
唐辛子なのに全然辛さがないんです!!
調べたところ、一般的な唐辛子とは異なり全く辛くなく、子供から大人まで食べることができると。
まるでピーマンを食べているかのような感覚におちいりました。
こんなにも肉厚で柔らかい唐辛子をいただいたのは初めてで衝撃でした…!
続いてはこちら。
この2つも初めて経験した味だったのでご紹介します。
まずは、おからのタブレ風。
タブレとは?
全粒小麦を蒸して挽き割りにした穀物と刻んだハーブ、野菜を混ぜたサラダのようなもの。味付けはレモンとオリーブオイル、塩胡椒だけ。
中に、きゅうり、コーン、赤玉ねぎ、紫蘇が入っていました。
おから自体に水分がしっかりと含まれていたので、パサパサ感がなく、
紫蘇のおかげでさっぱりとしたサラダでした。
このおからのタブレ風、個人的にドンピシャで好きでした。(うますぎる…)
続いてへちまの梅みそ和え。
梅×味噌の相性といい、組み合わせが抜群で、私も家で真似してみようと思いました。
梅が入ることでさっぱりと仕上がり、ぱくぱくと食べられるおかずに大変身。
へちま自体、初めて食べたのですがナスに似た食感で、みずみずしさを感じました。
味付けがやさしくて美味しい。
+200円でもち芋コロッケを頼みました。
調べてみると、もち芋は屋久島の伝統野菜でした。
食べると里芋に似ていて、粘り強く、カニクリームコロッケのようなクリーミーさが際立っていました。
一個がずっしりとしているので、とても満足感がありましたよ。
おやつもいただこうかと思っていたのですが、
満たされすぎて胃がストップといっていたので、今回は断念しました。
気になるので、また次回伺ったときに頼もうと思います。
詳しいお店情報はこちら↓
店内に入ったときに聞こえてきた、懐かしい夏の音の正体は、風鈴でした。
このチリンチリンという音を聞くと夏がきたなぁと感じます。
どれも大変美味しく、一つ一つ優しい味がしました。
きっとお店の方の温厚で優しそうな性格が料理に表れているんだろうなと感じます。
森の中での食事、気持ちよかったです。
心も体も満たされるランチ、是非また伺いたいと思います。
ではまた。